第42話 父、襲来
甚の家にお邪魔していた千景の元に天敵とも言える千景の父親が訪ねてきました
どうしても父に会いたくない千景は「匿ってくれ」とお願いしますが、その想いすらも思念で駄々漏れなので物理的に居留守は無理な状況です
そこで甚の母親が「後できちんと父親に連絡すること」という条件付で千景を匿うと提案しました
甚の母親と自分の父親の会話を影で聞いていた千景でしたが、千景にはまったく興味が無いような口ぶりで話す父に不満が爆発します
サトラレであるということで周囲から避けられ続けている千景にとって、親にまで興味を持ってもらえないと言うのは相当堪えるでしょう

その思念を聞きながらも娘に冷たく当たるしかできない父親も辛いでしょうけど…
↓↓ 無料登録で600円ゲット ↓↓
サトラレ対策委員としては思念に反応せず、このままやり過ごすのが正解のはずです
しかし問題児対策委員の甚はまた何か思いついたように、千景の父親に声を掛けます!!
感想
第42話では千景の親子関係と、甚の親子関係の対比が浮き彫りになってさらに辛い展開でしたね…
暖かく仲の良い甚の家族風景を目の当たりにした千景はきっと羨ましかったことでしょう
しかしその直後、父親の登場で一気に現実に引き戻されたという感じですね
これまで甚は対策委員兼、友人として千景を守ってきました
対策委員としては問題視される行動が目立ってきた甚ですが、結果として千景を助けて成長を促してきたことは間違いありません!!
今回のラストでもあくまで冷たい親を演じる千景の父に声をかけていましたが、かなり期待しています!!
「娘の母親に対する幻想を守りたい」という父親の想いと、「普通の家族の愛情が欲しい」という千景の想いを上手く取り持ってもらいたいです!!
これは多くいる対策委員の中でも甚にしかできない仕事だと思います